町屋・古民家庭園整備の結果

平成23年9月23日(祝)8:00~13:30彦根市河原2丁目2-38町屋・古民家(旧より~な)の中庭の整備を行いました。

本日の参加者は、彦根商工会議所異業種交流研究会2名、湖東地域定住支援ネットワーク5名、いろは組7名、見学者1名の合計15名の方が参加されました。 定住ネットのうち3名は滋賀県立大学生が参加していただき、馬場和子議員が見学にこられました。また、滋賀彦根新聞の取材を受けました。

河原二丁目町屋・古民家活用に先立つ中庭整備の主催団体は、『湖東地域定住支援ネットワーク』『彦根商工会議所異業種交流研究会』『いろは組』で、協力団体は、剪定草処分を安価で対応いただいた『滋賀県造園協会北地区』です。

途中、異業種交流会の熊川氏といろは組の川窪氏から、お茶と彦根ういろの差し入れをいただきました。ありがとうございました。

中庭は、少なくとも5年以上手入れされていないとお知らせしましたが、高木の徒長枝などから判断すると10年は触っていない風でした。鬱蒼とした庭園のため、異様に多くの薮蚊の歓迎を受け、作業を開始しました。

中庭整備のコンセプトは「光の差し込む町屋・古民家庭園」で、実生(みしょう)(植えたのでなく、種が飛んで自然に生えた木)高木は整理することとしました。

まず、シュロや枯死マツについては、根元からいただきました。アラカシについて、定住ネットから自然樹形の樹木を今後の建物活用に活かしたいとの申し出があり、整枝剪定を施すことに変更しました。

マツは、吊るし切りで枯死のため根元から頂く

つぎに、ウバメガシは、建物瓦の上へ枯葉を落とし建物の腐朽原因となっていたため、強剪定を行い小さく仕立て直しました。(枝が、光を奪い合い中枝にまったく芽がないものの、萌芽力の強い樹種なので強剪定を施しました。)

懐に枝に葉がなく、光を求めて四方八方に枝を伸ばしている強剪定前のウバメガシ
いろは組「旧より~な」担当の奥川造園さんが強剪定を実施
部屋の内部はもとより、『瓦屋根』すら見えていなかった程、繁茂としていたウバメガシ
滋賀県立大学生は、伐採された木等の搬出のお手伝いを主として作業していただきました。予定を少しオーバーしただけで作業を終了できたのも学生さんのおかげです。(感謝!)
滋賀彦根新聞の山田氏が取材にこられました。感心をお持ちいただきありがとうございます。対応させていただいているのは、定住ネットの奥貫教授です。

作業前後の状態を見てください。足元の土が見えるのと見えないのとでは雰囲気が異なりますよね。

剪定前状態
剪定後の情況 座敷前の中庭を除草すると、ガラン石が見え、細工や配置から推察すると江戸時代の作庭に近いものを感じ、落ち着いて石・灯篭を見せる庭だと感じました。
3本の高木につるが巻きつき、中枝は、人間的に言えば、窒息状態にあります
まさに「光が差し込む庭園」です
高木の奥にある蔵が見えない状態です
比較しにくく申し訳ありません。奥の蔵が見えますか。

【今回の作業を終えての感想】

中庭の全貌は、長年手入れができていなかったため、樹木も森林化され、強い植物が光を求めて上方へ伸び、弱い樹木は枯死し、中間部は枝がなく、下方はツルものが繁殖していました。

今回の作業は、剪定というよりむしろ伐採作業に近く、これから本格的な剪定、作庭作業にとりかかることが必要な庭園だと思いました。鞍馬石の灯篭や飛び石、手水など興味深い素材もあり、今後の手入れが楽しめそうな庭園ですので、どうぞ、大切に管理・作庭をしてくださることを期待したいと思います。

根元からいただいた「シュロ」の皮を県立大学生が丹念に皮むき作業をしていただきました。輪切りにした状態で置いておきましたので、磨き上げ後は、花台、コースター等自由発想で活用していただければありがたいです。(いろは組事務局)

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