県内庭園ツアーを開催しました

本年度の県内庭園ツアーを開催しました。

平成24年11月18日(日)高島市朽木にあります「名勝朽木池の沢庭園」での現地見学会(午前)、国指定記念講演会(午後)に、いろは組10名が参加しました。

今までの庭園ツアーの多くは、既に整備された庭園を鑑賞していましたが、今回は、鎌倉時代の庭園遺跡で整備計画策定予定、整備予定というこれから期待できる庭園を見学しました。

失礼を承知で言わせていただくならば、「単なる湿地地形で田畑にもなっていない箇所」とのイメージが強いものでした。

しかし、高島市文化財課宮崎氏の説明に耳を傾けていると、徐々に、鎌倉時代の庭園が見えてきました。 庭園は、水口からの湧水がたまり池が構成され、庭園内の荒磯風石組みを中島、築山などの景に取り入れられていた。

目前に広がる遺跡に、文化財課の味付けを行い、庭園を演出する様は、作庭を行う庭師の心境に似た面持ちを感じました。

高島市文化財課職員からのあいさつで見学会が始まりました
職員の説明を熱心に聞くいろは組員

では、いよいよ庭園に入り、文化財課職員 宮崎氏から発掘から分かる庭園の状況を聞きました

県外からも大勢の方か参加されていました

 

水口に立ち庭園への流水の説明をされました

 

水口の説明を傾聴する参加者
池尻から22mの落差で安曇川へ落ちる排水

宮崎氏が提唱する本庭園の絶景ポイント ベスト2

まず、排水口付近から目を対岸方向へ目を向けると、安曇川の流れが見え、さらに目を奥に向けると対岸から山々を借景と見立てられます。

次のポイントは、チャートの岩盤が露出した岩を荒磯風に見立てた動的な景観のポイント。

 

20分ほど自分流の解釈で庭園内を散策した後、開催となり、いろは組は道の駅朽木新本陣の食事どころ「さと」でバイキングの昼食を頂きました。

 

午後は、朽木公民館大ホールで、高島市文化財課の宮崎氏が発掘調査報告を、続いて京都造形芸術大学の尼崎博正教授の名勝指定記念講演があり、最後に安土城考古博物館大沼副館長の基調講演がありました。

尼崎先生が、名勝庭園は、指定後いかに地域の方たちが関わって維持管理をして行くかが重要であり、そのことで地域性が生まれ、地域の宝となり、長く良い状態の庭園が存在していくとのお話が印象的でした。

高島市文化財課 宮崎雅充氏の発掘調査報告
京都造形芸術大学 尼崎博正教授の記念講演

 

私たちいろは組もそのような庭園の維持管理に携わっていきたいとの思いを共有しました。

次は、11月25日(日)に道具づくり(手ぼうき)を行います。ふるってご参加ください。参加希望の方はHP(いろは組ホームページ)から申し込んでくださいね。

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