平成27年7月4日(土)9:00~12:00 彦根市鳥居本の小野町にあります居川邸を会場に剪定講習会を開催しました。 鳥居本小野町の旧中山道沿いにあります居川邸は、築120年以上の古民家で、20年来、ここでは生活をしておられない空き家です。所有者の兄弟の方が近隣に住まわれていて1年に1度除草をされる程度の管理でした。 剪定前の居川邸の状況はつぎのような状態でした。
そこで、いろは組が居川邸を会場に平成27年7月4日(土)9:00~12:00剪定講習会を開催しました。参加者は、町内住民の方・広報ひこねの呼びかけに参加された方・鳥居本お宝発見隊の方など30名超でした。
今回は、施工前と施工後の状態を先にご覧いただきましょう。


庭にある『石組み』が出てきたのがおわかりでしょうか。


少しの手間で『庭のよみがえり』を体験できます。
まず、玄関前の「ナンテン」の剪定講習会から始めました。剪定する高さを決め、風に動くようやわらかく仕上げるよう講師から説明があり、参加者の肩が仕上げました。
次に、前面道路からの導入路にあります垣根、「ゲッゲイジュ」など、枝を抜いて整理する剪定方法の説明があり、参加全員がそれぞれの樹種の剪定を体験されました。
玄関前の剪定が終ったところで、休憩を取りながら講師からの講評をいただきました。

当日は、軽トラック4台分の剪定草が出ました。
つづいて、庭の剪定を行いました。マツはなく、古木のウメがある程度でしたが、参加者で除草を行いながら庭の状態を観察しました。
居川邸の庭は、石組みを見せる庭であることがわかり、長年溜まった土の除去を行うと下からは遊び心のある庭が出てきました。水のある庭であったかどうかは細部の調査を待たないと分かりませんが、元校長先生の思いを感じるお庭でした。
本日は剪定講習会なので庭にあったツバキの剪定講習を行って終りました。
庭師の講評で本日の剪定講習会を終えました。
参加されました皆さん、お疲れさまでした。次にお出会いできることを楽しみにしています。